冬は寒い!冬キャンプの焚き火を快適にする服装とギア

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冬のキャンプでする焚き火って最高ですよね?

でも、いくら焚き火は温かくても、火のあたらないところは寒かったり、冬の寒さに耐えられずテントに逃げてしまうこともあると思います。冬は寒いけど、せっかくの焚き火時間をもっと長く楽しみたいと思うことはありませんか?

この記事では、冬の焚き火を快適に過ごすためのおすすめの服装やギアなどの防寒グッズをご紹介します。冬の寒い中でも、焚き火時間を長く楽しむための参考にしてください。

すぐにできる『ぽかぽか』テクニック3選!

暖かさを逃さない!より効果的な重ね着(レイヤリング)

防寒で大切なのは、やはり服の重ね着(レイヤリング)です。暖かさを逃さないためには、重ね着のポイントを押さえることが重要です。

肌に直接触れる1枚目(ベースレイヤー)は、汗を吸いやすく保温性に優れたインナー。

アウターの下に着る2枚目(ミドルレイヤー)は、温かい空気を保ってくれるフリースジャケットやインナーダウン。

外側の3枚目(アウターレイヤー)は、防風・防水性に優れ、汗などの湿気を外に逃がしてくれる「透湿性」に優れたジャケットやブルゾンを重ね着しましょう。

貼る場所で変わる!ホッカイロを貼るところ

寒い冬の焚き火。いくら焚き火が温かくても。時間が長くなると底冷えしてしまいます。そんなときに手軽で便利なのが貼るホッカイロ。

全身を効率よく温めたい場合は、太い血管のある首。冷えで体が固まりそうなときは、大きな筋肉がある背中や腰。冷え性の方は、足首のくるぶし周りに貼ると、効果的に体を温めることができますよ。

血行促進!ホットドリンクとスープ

体を外側からだけでなく、内側から温めることも大切です。特にポリフェノールが含まれている飲み物は血行を促進してくれるため、内側から温めてくれます。ジンジャーレモネードや生姜入りのスープ、ホットミルクやココアなどもおすすめです。お酒好きの方は、熱燗やホットワインなどもいいですね。

重ね着で極寒を『極暖』に!冬の焚き火に最適なウェア7選

暖かさを逃さないためには重ね着がポイントとお伝えしましたが、ここではより暖かくなるためのウェアをご紹介します!

極寒を極暖にするための、ウェアを身につけて寒い冬の焚き火を楽しみましょう!

インナー

重ね着の1枚目(ベースレイヤー)として着るインナー。汗を吸いやすく保温性に優れたおすすめのインナーをご紹介します。

DANISH ENDURANCE メリノウール

メリノウールは「メリノ種」という最高品質の羊毛で、主に以下の特徴があり、魅力的な素材です。

  • 熱を逃がしにくく保温力が非常に高い
  • 防臭効果があり、不快な臭いを発生しにくい

DANISH ENDURANCEは、デンマークのスポーツ・アウトドアブランドです。このインナーは、プレミアム・メリノウールが使用されています。抗菌メリノウール混紡で、フラットな縫い目とネックタグがないため、肌への刺激を最小限に抑えます。温度調節機能が優れており、不快な臭いを防ぎ、いつでも爽やかかつドライな着心地を提供します。さらに、発生した熱を逃がしにくいため、寒冷な状況でも体温を保ちます。冬のキャンプに最適です。

フリースジャケット

アウターの下に着る2枚目(ミドルレイヤー)として、おすすめのフリースジャケットをご紹介します。

mont-belクリマエアジャケット

アウトドアで定番、mont-bel(モンベル)のクリマエアジャケット。このジャケットは、長いポリエステル繊維を使用したフリース素材で、高い保温性を持ちながらも通気性があり、軽やかな着心地を提供します。特に中間着として優れた保温性を発揮し、蒸れにくい特性があります。そのため、寒冷な環境でも快適に過ごせます。ただし、毛足が抜けることに注意が必要です。

DANISH ENDURANCE マイクロフリースジャケット

DANISH ENDURANCEのマイクロフリースジャケットは、通気性に優れたマイクロフリースで作られており、寒冷な環境でも快適に過ごせます。このジャケットは、単体で着用することも、シェルジャケットと組み合わせてミドルレイヤーとして使用することもでき、多目的に使えます。フルジップクロージャーと伸縮性のある裾が、アウトドア活動中でも体温を保ちます。キャンプや焚き火などのアウトドアシーンはもちろん、日常生活でもおすすめのジャケットです。

インナーダウン

アウターの下に着る2枚目(ミドルレイヤー)として、おすすめのインナーダウンをご紹介します。

mont-bell スペリオダウン ラウンドネックジャケット

mont-bell(モンベル)のスペリオダウン ラウンドネックジャケットは、800フィルパワーの高品質EXダウンを光沢を抑えたしなやかな生地で包んだアウトドアジャケットです。このジャケットは中間着として優れていて、丸首タイプの襟元はアウターレイヤーとの相性も良いです。スナップボタン仕様のフロントデザインは、アウターを着用しているときにも快適です。厳冬期の寒さに対応するために特別に設計されたEXダウンを使用していて、ダウンの密度が高く、優れた保温性を備えています。

電熱ベスト

insmoda 電熱ベスト

insmodaの電熱ベストは、寒い環境での冬キャンプやアウトドア活動向けに設計されています。特に寒さを感じやすい背中、腰、お腹などに7つのヒーターを備え、素早く温めてくれます。3段階の温度調節が可能で、環境に合わせて自由に調整できます。バッテリー給電方式で、モバイルバッテリーを使用して最大9時間の運転時間が得られます。また、水洗いができるためお手入れも簡単にできます。

DeliToo 電熱ベスト

DeliTooの電熱ベストは、冬キャンプ向けに設計された、バッテリー給電式の暖房ベストです。前後に配置された9つのヒーターが、3段階の温度設定で効率よく温めてくれます。USBケーブルを使ってモバイルバッテリーから電力を供給し、日本製のグラフェン繊維ヒーターが素早く温かくしてくれます。中綿入りで暖かさを逃さないため、電量が少なくなっても暖かさを保ってくれます。モバイルバッテリーを外せば洗濯することもできるためお手入れも簡単です。冬のキャンプを快適にしてくれる装備の一つです。

ズボン

NANGA タキビダウンパンツ

日本を代表するダウンブランドNANGA(ナンガ)のタキビダウンパンツは、難燃素材アラミドとポリエステル生地を組み合わせた独自のタキビ生地を使用しています。この特殊な素材は耐火性が高く、高温状況にも耐えることができます。一般的なダウン製品と異なり、羽毛には超撥水ダウンが使われているため、雨などで濡れてもダウンが小さくなりにくく保温力も下がりにくい構造になっています。「NANGA(ナンガ)」。国内生産にこだわって作られており、「軽さ」「保温力」「耐久性」を兼ね備えた焚き火に特化したパンツです。

GRIP SWANY ファイヤープルーフダウンパンツ4.0

GRIP SWANY(グリップスワニー)のファイヤープルーフダウンパンツは、難燃性のミリタリーファブリックBRAZE SHIELD®が使用されている、焚き火仕様のダウンパンツです。新しい難燃生地を導入してアップデートされました。高品質なダウンが使用しており、真冬のキャンプでも暖かさを保ちます。また、GRIP SWANY®独自の大きなポケットが装備され、グローブや小物などのギアが収納できます。テーパードシルエットでおしゃれな着こなしも楽しめます。秋冬キャンプには欠かせないアイテムとしておすすめです。

靴下

DANISH ENDURANCE ハイキングソックス

DANISH ENDURANCEのハイキングソックス(登山用靴下)です。体温調節に優れたメリノウールで抗菌・消臭効果も優れています。水ぶくれ防止のクッションも備えているため、寒い冬でも快適に過ごすことができます。

mont-bell メリノウール エクスペディション ハイソックス

mont-bell(モンベル)のメリノウールエクスペディションハイソックスは、mont-belの靴下のなかで最も厚手の製品で優れた保温性と吸放湿性を持つウールで作られたハイソックスです。防臭効果にも優れており、洗濯時の縮みが少ない防縮加工が施されています。このソックスは、3,000m級の冬季登山や極地探検などの過酷な環境での使用に耐える最高水準の保温性、耐久性、およびクッション性を備えています。寒い冬のキャンプや焚き火でも足元を暖かく保ってくるアイテムです。

シューズ

THE NORTH FACE ファイヤーフライ ブーティ

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)のファイヤーフライ ブーティは、キャンプの快適性を追求した高機能ブーティです。内側はリサイクル素材のボアフリースで、素足でも快適に履くことができます。特殊な難燃性ナイロンクロスのアッパーは、着火しても自己消火を促してくれるため、火傷のリスクを軽減してくれます。ソールは泥が付きにくく、あらゆるコンディションでも安定したグリップ力を発揮します。特に冬キャンプの足元を快適かつ安全に保ってくれる頼れるアイテムです。

SUBU NANNEN

SUBU(スブ)のNANNENは、難燃加工が施されていて焚き火シーンに適しています。中綿で暖かく、内側は起毛素材のため気持ちいい肌触りです。4層構造のインソールも足にフィットするため履き心地は快適です。専用の袋も付属していて、価格、履き心地、フィット感、温かさがバランスよく備わっています。テントの中と外の行き来が楽なサンダルタイプのため、冬の焚き火には最適です。

手軽に寒さ対策!冬の焚き火にあると嬉しい温かアイテム

湯たんぽ

Great Home JP 蓄熱湯たんぽ

Great Home JP湯たんぽは、15分の充電で最大12時間体を温めてくれます。お湯の交換が不要なエコ湯たんぽで、コードレスのため持ち運びに便利です。カバーも洗濯できるため清潔に使い続けることができます。

マルカ 湯たんぽ

マルカの湯たんぽは、昔ながらの非常に優れた暖房器具です。マルカの湯たんぽは、乾燥しにくく肌に優しいという特徴があります。直火だけでなくIHクッキングヒーターでの温めも可能で、波形の表面設計は暖房面積を広げるだけでなく頑丈です。内部に支柱があるため、温度が下がったときでも凹みにくい設計です。

熱燗セット

前川金属工業所 酒タンポ 2号

アルミ 酒タンポ(2号)は、前川金属工業所の製品で、軽さと丈夫さが魅力です。全ての部分がアルミでできており、アウトドアでの使用に最適。0.35Lの容量を持ちながらわずか40gの軽さで、キャンプやアウトドア愛好者におすすめのアイテムです。

ロゴス(LOGOS)携帯・アウトドア熱燗セット

ロゴスの携帯・アウトドア熱燗セットは、アウトドア向けに設計された割れない素材を使用しています。御猪口が2点付いており、2人で日本酒を楽しむことができます。720mlの容量を持つ燗ポットは「ちろり」としても使用可能で、300mlの徳利はお鍋やグリルでの温めに便利です。グリルでBBQを楽しみながら熱燗を温めることができ、持ち運びに便利な収納巾着も付いています。秋冬のキャンプに最適で、使いやすさと持ち運びの便利さが特徴です。

チェアカバー

Mag Cruise ぬくぬくヒーターチェアカバー(Helinox対応)

Mag CruiseのぬくぬくヒーターチェアカバーはUSBで接続でき、最大55度まで温めることができるヒーター付きです。折りたたみ式のアウトドアチェアに適合し、寒い季節のアウトドアを暖かく過ごせます。洗濯機で丸洗いでき、付属のシリコンカバーを使ってUSBポートを保護できるのでお手入れも簡単。オフィスの椅子やクッションにも装着可能で、節電対策にも役立ちます。使い勝手の良さと暖かさを兼ね備えた、便利な冬のアウトドアギアです。

ブランケット

ogawa(オガワ) ファイアプルーフブランケット

ogawaのファイアプルーフブランケットは3つのサイズ展開で、使い勝手抜群。Sサイズはひざ掛けやお子様に、Mサイズはチェアや腰掛けに、Lサイズはコットや就寝時に最適。SとMにはスナップボタン付きで、収納にも便利なメッシュポーチがセットになっています。防火性能に優れ、多様な用途に使えるブランケットです。

QUICKCAMP 焚き火ブランケット

QUICKCAMPの焚き火ブランケットは、焚き火の近くで安心して使える難燃加工の綿100%生地を採用しています。このブランケットは、腰巻きやポンチョスタイルにも対応し、ベルトでサイズ調整が可能。小物を引っ掛けるベルトループも備えています。高級感のある瓢箪ステッチが施されたコットン製難燃生地が表面で、裏面は肌触りの良いフリース生地で暖かさも抜群です。防寒用ポケットもあり、両手を温めることができます。大判サイズで男性でもゆったりと使え、2人用のひざ掛けとしても利用可能。カラーはサンドとカーキの2色展開です。

これで万全!冬の焚き火に欲しい防寒ギア

着る寝袋

DOD(ディーオーディー)ジャケシュラ2

DOD(ディーオーディー)のジャケシュラ2は、就寝前のジャケットとしても、寝袋としても利用可能なキャンプギアです。ダウンジャケットの上からも着用可能なゆとりのあるシルエットで、燃えにくいコットン100%素材は穴を防ぎ、焚き火の火の粉からシェルジャケットを保護します。冬仕様の綿量で大きくなった収納サイズも、テント型の収納バッグに収め、コンプレッション構造でコンパクトに収納可能。ジャケシュラは単体での使用でも暖かいですが、封筒型やマミー型の寝袋と併用することでさらに暖かさを増します。

電気毛布

コイズミ 電気毛布

コイズミの電気毛布は、配線の密度を変えることで足元から暖かくしてくれます。高温でダニを退治し、清潔さを保つ抗菌防臭加工も施されています。コントローラーを外して本体を丸洗いできるため、清潔な状態を保つことができます。

山善 電気毛布

山善の電気毛布は、冬の就寝時に最適で、シングル布団や子供用ベッドにもぴったりのサイズです。シンプルな無段階の温度調節コントローラー付き。高温でダニを退治する機能も備え、毛布本体は丸洗いも可能です。ポリエステル繊維を使用しており、軽くて柔らかな肌触りなので、重たい毛布が苦手な方や持ち運びしたい方にもおすすめです。

陣幕

クイックキャンプ 焚火陣幕

クイックキャンプの「焚火陣幕-homura」は、風合い豊かな100%コットン製帆布で、火の粉に強く縮み防止加工が施されています。無骨なアイアンフレームはハンガーとしても利用可能。焚き火に特化したサイズで、煙がこもりにくく熱を前方に集める台形シェイプ。軽量で丈夫なアルミペグやロープ、収納袋も付いています。ロースタイルの焚き火に最適な構造で、扱いやすく、焚火を快適に楽しめる陣幕です。

キャンピングムーン(CAMPING MOON) 陣幕

キャンピングムーンの陣幕は、ソロキャンプに最適です。寒い時期でも風を防ぎ、安定した炎を維持して体を温めてくれます。コットン100%生地と難燃性コーティングで火の粉の影響を軽減。風が強い日でもペグダウン用のガイロープと自在金具が頼りになります。ステンレスポールは頑強で分割可能、収納も楽々です。さらに、付属の反射材を使えば、懐中電灯の光を反射してくれます。持ち運びに便利な帆布製収納ケースも付属しています。焚き火を安全かつ快適に楽しめる頼もしい陣幕です。

冬キャンプで焚き火をする際の注意点

寒い冬に焚き火をする場合の注意点として、以下の2点が挙げられます。

  1. テントやタープ付近で焚き火をしない
  2. 焚き火の周りの落ち葉は除けておく

テントやタープ付近で焚き火をしない

テントやタープ近くでの焚き火は避けるべきです。火の粉が飛ぶことがあり、それが化繊素材に付着すると溶ける可能性があります。乾燥した薪は特に火花が飛びやすく、テントやタープに火がついてしまうと非常に速く広がります。火が付いたら瞬時に広がり、手が付けられなくなることもあるそうです。ですので、焚き火をする場合はテントやタープから十分な距離を取り、安全な場所で行うことが重要です。

焚き火の周りの落ち葉は除けておく

焚き火を始める前に、周囲の落ち葉を片付けるのが大切です。落ち葉は乾燥しやすく、非常に燃えやすいです。それがふわふわの状態で残っていると、燻ったりじわじわと燃え広がる可能性があります。この状態が広がると、最悪の場合キャンプサイトだけでなく、周囲に影響を及ぼす山火事のリスクもあります。ですから、たとえ些細なものであっても、周囲の落ち葉には細心の注意を払いましょう。

まとめ

寒い冬キャンプで焚き火を快適に楽しむためには、快適に過ごすための装備やグッズが必要不可欠です。保温性に優れた暖かい衣類はもちろん、簡単に使える温かいアイテムなどがポイントです。

焚き火だけでは全身を温めきれないため、ギアをうまく活用し全身を温かく保つ必要があります。着る寝袋や電気毛布など、防寒グッズもおすすめです。ただし、焚き火を楽しむ際には周囲の安全も大切です。準備を整えて、安全かつ快適な冬のキャンプをお楽しみください。

プロフィール
この記事を書いた人
薪焚人(まきたくと)

40代、一児(男の子)の父親。IT企業勤務。
生まれも育ちも岐阜県の水がキレイなところ。
【趣味】
アウトドア(焚き火)、カメラ、スポーツ(サッカー、野球、大相撲)、音楽

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ギア
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