ピコグリル全モデルを徹底比較 – 類似品のおすすめ焚き火台も紹介

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画像出典:WANDERLUST EQUIPMENT

キャンプ愛好者に人気の焚き火台「ピコグリル」。軽量で持ち運びに便利、簡単に組み立てられるなどの魅力は知られていますが、気になるポイントや正規品と類似品の比較も気になりますよね。

この記事では、ピコグリルのモデルごとの徹底比較やおすすめのオプションパーツ、さらには正規品と類似品の違いまで詳しく解説します。キャンプにおける必須アイテムとして、ピコグリルの魅力を存分に活かし、楽しいキャンプ体験を実現しましょう。一緒に自分好みのピコグリルを見つけませんか?

巷で人気の焚き火台「ピコグリル」とは?

画像出典:WANDERLUST EQUIPMENT

ピコグリルは、キャンプ愛好家の間で非常に人気のある焚き火台です。お笑い芸人のヒロシさんが愛用していることでその人気に火がつきました。コンパクトなサイズでありながら、優れた性能と使い勝手を兼ね備えているため、初心者から上級者まで、さまざまなキャンパーに愛されています。

ピコグリルが人気な5つの理由

薄くて軽い!持ち運びに便利

ピコグリルは、薄くて軽量な設計が特徴です。コンパクトなサイズで折りたたむことができ、持ち運びに便利です。なるべく荷物を減らしてキャンプ場やアウトドアイベントに行きたい場合の焚き火台として最適です。

初心者でも簡単に組み立てられる

ピコグリルの組み立ては非常に簡単で、初心者でも迷うことなく設置することができます。専門知識や工具は不要です。簡単に焚き火台を完成させ、素早く楽しむことができます。

調理にも使える安定感

ピコグリルは頑丈な構造であり、調理にも優れた安定感を提供します。鍋やフライパンを置いてもしっかりと支え、安全な料理を楽しむことができます。炭火や薪の燃焼効率も向上させるため、キャンプ料理の幅も広がります。

燃焼効率が抜群

ピコグリルは、燃焼効率が非常に高いです。特殊なデザインにより、燃え残りや煙の発生を抑えながら、燃料を効率的に燃やすことができます。長時間の焚き火を楽しむ際にも、薪の消費量を抑えられます。

湿った薪が乾かせる

ピコグリルは、湿った薪を効率的に乾かすこともできます。通気性が良いため、ピコグリルに薪を載せ、火の近くに置くことで乾燥させることができます。悪天候下でも、湿気を含んだ薪を素早く使えるようになるので、焚き火の準備もスムーズです。

ピコグリルの気になる4つのポイント

地面への影響が心配

ピコグリルを使用する際には、火の安全面や地面への影響に注意が必要です。直接地面に設置すると地面が焦げる可能性があるため、焚き火台の下に防火シートを敷くことをおすすめします。

火床がズレやすい

ピコグリルの一部モデルでは、火床が使用中にズレることがあります。火床が安定していないと、調理や焚き火の維持が難しくなる場合があります。使用前にしっかりと組み立てを確認し、必要に応じて火床を調整してください。

火床から五徳までの距離がある

ピコグリルの設計上、火床から五徳までの距離が一定です。このため、高さの異なる鍋やフライパンを使う場合は、適切な調整や調理器具のサイズに注意が必要です。五徳の高さ調整機能を活用することで、使いやすさが向上します。

風に弱い

ピコグリルは軽量のため、強い風の影響を受けやすい場合があります。風が強い場所で使用する際には、風よけの対策を講じるか、風防シートを使用することをおすすめします。安全性を考慮し、風の影響を最小限に抑えましょう。

ピコグリルの全モデルを徹底比較

ピコグリル85

ピコグリル85は、ピコグリルのなかでもっとも軽量なウッドストーブで、その重さはわずか82gです。キャンプやハイキングでの使用に最適で、落枝や枯葉などを燃料として利用します。ポットやカップを使っての湯沸かしに最適であり、容量約500mlの飲み物を簡単に温めることができます。特にULハイカーや軽量志向のアウトドア愛好家におすすめです。コンパクトなサイズと軽量性により、持ち運びに便利でありながら、燃焼効率も高く安定した性能を持っています。

ピコグリル239

ピコグリル239は、重量わずか236gのバックパッカー向けウッドストーブです。ピコグリル85と比較して大きめの枝や燃料を利用し、調理にも活用できます。また、重い鍋やフライパンを安定して乗せることができる実用性にも優れています。スピット(310mm)と呼ばれる串が付属しているため、串焼きなどの料理も楽しめます。コンパクトなサイズでありながら、頑丈な構造と優れた安定性を持ち合わせています。バックパッカーやキャンプ愛好家に特におすすめのモデルです。

ピコグリル398

ピコグリル398は、ピコグリルシリーズのなかでも特に人気のモデルで、ヒロシさんも愛用しています。A4サイズに折り畳むことができる軽量な焚火台で、標準で2本のスピット(串)が付属しています。鍋を置いたり串焼きをする際に便利です。専用の袋に収納しても450gと軽量であり、バックパックに快適に収納してハイキングなどのアウトドアで使用することができます。ソロキャンプから2〜3人のグループでの使用に最適です。2枚のプレートを組み合わせることで独自の美しいデザインとなっており、スイスSTC社の正規品です。機能性とデザイン性を兼ね備えた、キャンプ愛好家におすすめの焚火台です。

ピコグリル498

ピコグリル498は、ピコグリルシリーズの中でもさらなる機能性を備えた軽量な焚火台です。A4サイズに折り畳むことができるコンパクトさはそのままに、新たに二段階で高さを調整できるフレーム五徳が追加されました。ソロキャンプから3〜4人のグループでの使用に適しています。スイスSTC社の正規品であり、スピット(串)1本(350mm)と専用の焼き網(グリルグレート)1枚が付属しています。様々な調理や焚き火のスタイルに対応し、キャンプ愛好家にとって理想的な選択肢です。

ピコグリル760

ピコグリル760は、A3サイズに収納可能な焚き火台で、多人数向けの使用に最適です。独自のカーブ状デザインにより、軽量でありながらも効率的な酸素供給と高い燃焼力が自慢で、十分な耐荷重性を持つスチールプレート製火床が特徴です。ワイヤー製の脚は適度な高さがあるため、直火が制限される場所でも使用できます。専用の五徳は2パターンの配置が可能で、クロス型配置では大型鍋を安定させ、並行配置では複数の鍋を同時に調理できます。最小構成では五徳やスピットを省いた本体のみで749gと軽量です。折りたたむことでコンパクトに収納でき、付属の手提げ袋も持ち運びに便利です。

ピコグリルのオプションパーツ4点

ピコグリル用スピット(串)

ピコグリル用スピットは、串焼きやローストなどの調理に便利なアクセサリーです。ピコグリルシリーズの焚き火台に取り付けて使用することで、鍋やフライパンなどの調理器具を置くための五徳として機能します。また、ソーセージや魚などの食材を刺して直火で調理するための焼き串としても利用できます。シンプルな構造ですが、使い勝手の良い独自のデザインを持っています。

スピットには以下の3サイズがあります。

  • 310mm長スピット(Picogrill398および298用)
  • 350mm長スピット(Picogrill498用)
  • 450mm長スピット(Picogrill760用)

さらに、軽量化を重視する場合は、スピットを焚き火に直接置いて超軽量の五徳として使用することもできます。煮炊き調理に活用しながら、キャンプやアウトドアでの料理を楽しむことができます。

ピコグリル用グリルグレート(焼き網)

ピコグリル用グリルグレートは、ピコグリルの機能を最大限に活かすために設計された焼き網です。食材を焼き網でグリル調理しながら、もう半分のスペースにスピットを置いて鍋を加熱するなど、多機能に利用できます。ピコグリル498用に開発されており、二段階の高さ調節が可能です。スピットや別売りのトングを使用してハンドルに引っ掛けることで、焼き網を簡単に移動できます。太いスチールを使用しているため、熱を保ちやすく焦げ付きを少なく調理できます。ピコグリル498では2枚、ピコグリル398および298では1枚の焼き網を同時に使用することができます。

ピコグリル用グリルトング

ピコグリル用グリルトングは、炭火や熱い調理器具を安全に取り扱える軽量で丈夫なトングです。精密なレーザー溶接によって作られているため、長時間使用しても噛み合わせがずれることはありません。歯の形状が軽く湾曲しており、上下に閉じることでしっかりと物を掴むことができます。薪や枝の取り扱いや食材の置き方、別売りのグリルグレート(焼き網)のハンドルに引っ掛けて移動させることもできます。フラットな形状のため、ピコグリルと一緒に収納しても場所を取りません。他にはない独特なデザインです。

ピコグリル交換用火床プレート

ピコグリル交換用火床プレートは、長時間の使用や熱による劣化が進んだ場合に交換するためのパーツです。焚き火台の性能を維持するために、定期的な点検と必要に応じた交換をおすすめします。ピコグリルは正しく使用すれば長持ちしますが、使い方によっては火床プレートに歪みやサビが生じることがあります。火床プレートを長く綺麗に使うためには、以下の点に注意しましょう。

  • 使う前にフレームに正しくフックを引っ掛けてセットできていることを確認してください。
  • 必要以上に薪を載せないようにしてください。
  • 火床が熱い状態でお湯や水をこぼさないようにしてください。
  • 錆の原因になるため、湿気のある状態で火床プレートを袋に収納しないでください。

※ロゴ刻印のない火床プレートは在庫限りとなっています。

ピコグリルには類似品や偽物が多い

ピコグリルの人気に伴い、市場には類似品や偽物が多く出回っています。安全性や性能の問題がある場合があり、正規品の購入を推奨します。信頼できる販売元や正規の取扱店で購入することで、本物のピコグリルを手に入れましょう。

ピコグリルの正規品と類似品を比較

火床の比較

正規品のピコグリルは耐久性の高い素材で作られており、火床が安定しています。一方、類似品では安価な素材や不安定な設計のため、火床のズレや崩れが起きやすい場合があります。

スピットの比較

正規品のピコグリルのスピットは、高品質な素材で作られており、安全性に配慮されています。一方、類似品のスピットは脆弱な素材や不安定な構造の場合があり、使用中に問題が生じる可能性があります。

熱効率の比較

正規品のピコグリルは熱効率が高く、効率的な燃焼を実現します。類似品では燃焼効率が低く、薪の消費量が増えたり燃焼が不安定になることがあります。

地面への影響の比較

正規品のピコグリルは地面への影響を最小限に抑える設計がされています。一方、類似品では地面の焦げや破損が起きる可能性があります。正規品を使用することで、環境への配慮も行えます。

まとめ

ピコグリルは軽量かつ持ち運びに便利な焚き火台であり、初心者にも簡単に組み立てられます。調理にも使える安定感や燃焼効率の高さ、湿った薪を乾かせる機能も魅力的です。ただし、地面への影響や火床のズレ、風への弱さには注意が必要です。正規品のピコグリルを選ぶことで安全性と性能を確保しましょう。類似品の中でもおすすめのモデルも紹介していますが、信頼性や性能には注意が必要です。

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